洒落にならない話をおつまみに 1巻

作者　柏木郁乃

OL二人の”ちょっと怖い”あるある女子会を、新潟グルメとともに。

柏木郁乃による、WebCOMICアパンダにて連載中の、あるあるホラー？漫画『洒落にならない話をおつまみに』の1巻です。


管理人が新潟出身・在住なので新潟舞台の漫画は無条件で読むところがありますｗ

作者である柏木郁乃氏も、新潟出身であるということが判明しています。

笹倉栞（27）と咲花柚月（26）の仲良しOL二人が、新潟の実在する料理屋で名物料理に舌鼓を打ちながら日常の、あるある怖い話（？）でただダベるだけの話。

漫画の帯にはホラーなどと書いてありますが、実際は仕事中に出会ったり、親類の色々と怖い話を二人が披露し合うだけのお話で、なんというかそこら辺の人の話を注意深く聴いていれば、このようなことは現実にあり得るのでは？と思えるような話ばかりですｗ

例えば、コールセンターでパンツの色を女性オペレーターに聴いてくる変態な人とか。

そして、それを聞かれた返答が穿いていないというなかなかアグレッシブな回答である柚月

銀行勤めで、自分からヤ●ザと名乗る人に口座開設をやんわりと断る話など、そんな話を新潟グルメを当てに二人がするだけ。

なので、ホラーと言うよりはどちらかというとギャグに近いのかなと思いますが、実際に仕事でこういうことあるよなぁ…と社会人ならあるあると思えるようなエピソードも多くあります。

また、栞のほうは男運が悪いということで、例えば新潟の真冬の夜にオープンカーでドライブに誘う彼氏など、笑ってはいけないのですが、クスリとさせられるような話が満載です。

肩ひじ張らずに読めるあるあるネタをまとめたタイトルといった感じで、気楽に読めるのはいいですね。

新潟の地酒だったり、飲食店の名物などが毎話紹介されているので、新潟旅行を考えている人にはガイドブック的な使い方をしてもいい作品かもしれません。

個人的評価（5段階）　★5（新潟補正）

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