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2016/12/20  お前はまだグンマを知らない 5巻 [BUNCH COMICS]




漫画 井田ヒロト


ニイガタの脅威を退けたグンマに迫る次の刺客…?


グンマの真実を語る?ハイテンションギャグ漫画・お前はまだグンマを知らない5巻です。

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グンマネタだけでここまで描けるのが色々と驚きですが、見ていると
まだまだ作者的にネタは尽きてはいないようです。
ハイテンションなグンマウンチクギャグはこの巻も衰えてはいません。


前半は、前巻で現れたニイガタからの刺客、相良シーナとの
生徒会長の座をかけた、上毛かるた対決の続きとなります。


特訓に特訓を重ねた神月(ちょっとした理由があって、前巻から女装して紀子になってます)は
上毛かるた対決で、シーナと同等の戦いを繰り広げます。


しかし、旗色が悪いと悟ったシーナは数々のニイガタ名産によってドーピングを行います。
コシヒカリ・ヤスダヨーグルト、そして高校生のはずなのに菊水…酒はあかん!(汗)
ちなみに、ヤスダヨーグルトのアンテナショップ(安田と新潟駅構内にある)で食べられる
100%牛乳ソフトは激ウマなので、ニイガタにお越しの際は、是非一度寄っていってくださいね(ダイマ)


どんどん肉体が人外のものへと変化を遂げるシーナ。
そして、秘密兵器としてかんずりを使い、まさに化物のような姿になってしまうのでした。
つーか、かんずりとか下手したら新潟県民でも認知していない人がいるかも…。


激戦の末、シーナと神月の取り札は最終的に22枚で並びます。というかドーピングしすぎでシーナが動けなくなっただけですが…自爆やん…。
しかし、個人戦の場合で同点の場合は、つの札(つる舞う形の群馬県)を取っている方が
勝ちということで、見事神月がつの札を取っており、辛くも勝利を収めるのでした。


しかし、グンマに負けたニイガタの刺客・シーナは自分の使命がニイガタの領土を拡大するために
グンマ潰しを画策していたとのことで、自分の存在意義を失ったシーナはドーピングしすぎた肉体の崩壊に
神月も巻き込もうとします。シーナ自身も制御ができなくなりつつあったその時、先生が登場し
もうレクリエーションは終わりにしようと、空気も読まずにあっけらかんと言うのでした。


そこで、驚愕の事実が発覚。


現在のニイガタ県の三条市の一部はグンマだった!


どうやら、江戸後期の頃は現在の群馬の高崎藩が「飛び地」として
新潟県の現在の三条市の一部を、領土として持っていたとのこと。


ここで、神月は実はシーナと幼馴染だったことも明かされます。
神月は出生はニイガタの三条であり、暫くそこで過ごしたあと、サイタマ熊谷に一年、そしてチバの銚子に移住。
そこでは轟一矢と出会い、そしてグンマに今は居るという状況なのでした。


つまり、ニイガタの三条出身の神月とシーナは元を正せばグンマ人…(だいぶこじつけだな!)
ということで、ルーツが同じグンマ人同士が実は争っていただけの結果であったということなのでした。


自分たちのルーツがグンマにあると知った神月とシーナ。
シーナは改心し、ニイガタとグンマでいつか軍事同盟を組みたいと言い残し
シーナはニイガタに帰っていくのでした…。


ちなみに、生徒会長戦は神月が勝ったので、生徒会長に神月がなるのかと思いきや
舟券を持っていたという理由から、罷免された前生徒会長が無実の罪であったことが証明されたため
元の鞘に収まるという形で、神月が生徒会長になることもなく選挙戦は終了となりました。
かるたで決めるので、選挙…ではないような気がしますがw


あと、今回の件で篠岡と神月にラブコメの波動を感じる状態に。
今後、この二人の絡みが楽しみになりました。


中盤からは、いつものグンマのあるあるのネタがまた多数。
相変わらずの情報量ですね。これは、グンマ郷土史も作者勉強しているのではないかと
思われるほどの詳しさですね。グンマ史を知ることが出来る作品ですね。


そして、今回もまた後半では、他県の刺客が来ることになります。
トチギ・ニイガタと来た次には、とうとう来ましたイバラキ!
グンマの隣県であり、毎年全国都道府県魅力度ランキングで
グンマと最下位辺りを競い合っている、ある意味似たり寄ったりの県。


そのイバラキからの刺客は、今までのトチギやニイガタとは違い
とても小心者でビクビクした感じを全身から醸し出す陣目研。


神月のいとこである、実とSNSで知り合った陣目ですが
早速、グンマ愛の轟達にスパイ容疑をかけられます。


しかし、彼は自分がスパイだなんて滅相もないと全力で否定します。
そして、グンマと比べて自分たちの県が如何に魅力が無いかを全力で語るのでした。
あまりの卑屈っぷりに、あの轟達がフォローを入れる始末ですが、それ以上の自虐で取り付く島もありません。


結局、あまりの情けなさに轟たちからスパイ嫌疑を逸らすことに成功した陣目。
しかし、彼の背後では、やはりイバラキの野望が動き始めているようなのでした。


そして、神月のいとこの実が陣目のところに遊びに行き…謎の納豆に侵食されたかのような
メッセージを多数、神月のところに送ってきたところで次巻へ。
イバラキは果たしてどんな手を使って攻めてくるのか。次巻注目ですね。


個人的評価(5段階) ★4

1巻の感想はこちらから
2巻の感想はこちらから
3巻の感想はこちらから
4巻の感想はこちらから





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