2016/07/29 UNCOntrollable 1巻 [メテオコミック]
作者 宮場弥二郎
人類最大の敵…それは生理現象。
表紙からして、何やら不穏な空気が漂う作品。
タイトルは、Uncontrollable…ではなくUNCOntrollableなのがミソ。
単語の意味は、単純に制御不能とかそんな意味ですね。
すなわち、人間が日常に体験できるある意味極限的な状況である○○したいけどできない…
そんな生理現象による苦痛に耐える女の子を描き出すという
とんでもなく限られた性癖にストライクヒットしそうな漫画ということです。
スポンサードリンク
この漫画で出てくるシチュエーションは、誰でも一度は体験したことがあることと思われるものばかり。
朝の通勤ラッシュの満員電車で便意に襲われたり、集団行動の移動バスで酔ってしまって吐きそうになったり、正座のしすぎで、足が痺れたり…。まぁ、学校に通っていた頃は良くあった話です
表紙に描かれている女の子は、犬飼ハルという女の子。
彼女が、主にその避けられない生理現象に襲われ、苦痛に悶えながらも
何とか耐え切るという描写が続くという…。たまに別のキャラが犠牲になることもあります。
その苦悶の表情を見て、興奮を覚えてしまう男子の同級生が登場してみたり
まぁ、とにかく人を選ぶ漫画なのは間違いないです。
ジャンルはコメディになるとは思うのですが、自分自身も似たようなシチュエーションを
体験したことが何度もあるので、彼女らの必死な形相が正直笑えない…。
読者も、何だかお腹の辺りが不安になってしまう漫画かもしれません。
やや、絵は雑で線が荒いと感じるところがあるのですが
逆に、その絵の感じが、彼女たちの必死感を現しているようにも感じられ
この絵が、極限状況にプラスに働いているのかな…とも個人的には思います。
話の内容としては、苦悶の表情を暫く浮かべ、とにかく大事に至らないように
耐えて耐えて、最終的に解放されるカタルシスを感じる漫画なのかなと。
ただ、一部アウトなのもありますけどw
こちらの公式サイトで、1話と2話が試し読みできますので
興味があれば是非。個人的には今後は単行本を買うまではいかなくていいかなという感じ。
正直、このネタでどれだけ引っ張れるかが最大の難点であるような気がしますw
個人的評価(5段階) ★2
コメント 0