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2013/10/06 へうげもの 2巻 [モーニングKC]





漫画 山田芳裕

天下取りに向けて動く信長と、その補佐役でもある左介。
その周りで、豊富秀吉や明智光秀が不穏な動きを始める...。




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物語は、既に大きく動き始めていると言えますが、この巻では
左介より、信長がまだまだ目立っている感じですね。
つーか、信長が濃すぎる。途中、象に乗るしw
まぁ、これはしょうがない。

信長が動いている脇で、茶器などに対する左介の目は相変わらず。
敵との交渉に偽の銘器を持って乗り込むも、看破され一大事とか。
それでも開城は成功して、信長から褒められる左介。
命を懸けた殺伐とした戦場に於いて、何故かほのぼの出来てしまうのは左介の人徳なのでしょうかw
秀吉から貰った備前焼を見て、容赦なく駄目出しする左介の喜怒哀楽が面白い。
でも、大人で政治の世界を心得ているので、表向きは喜ぶフリをするのであった…。嗚呼。

本能寺にて、古今東西の銘器を集めた催しが開かれているのにどうしても行きたい左介。
しかし、武人としての義務があり、結局行けない左介。
自分の好きなものが集まっているのに、仕事で行けないというこのもどかしさ。
その気持ち、すげぇよく分かる(涙)

そして、衝撃のラスト。
本能寺にて、夜中目を覚ます信長に近寄る不穏な陰。
刹那一閃、信長を背後から刀で一刀両断したのはなんと、秀吉であった…。
波乱の引きで次巻へ。こりゃ、凄い迫力だ。

個人的評価(5段階) ★5

1巻の感想はこちらから。


へうげもの(2) (モーニングKC (1512))

へうげもの(2) (モーニングKC (1512))

  • 作者: 山田 芳裕
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/04/21
  • メディア: コミック




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