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2013/10/05 インベスターZ 1巻 [モーニングKC]





漫画 三田紀房

この世で最もエキサイティングなゲーム…それは投資

ドラゴン桜で一世を風靡した三田紀房が、今回描き出す世界は投資。
そう、株とかFXとか言われるマネーゲームのことですね。




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舞台は中高一貫校である札幌にある道塾中学校。
過去の豪商が創設し、学費完全無料の超進学校であるこの私立学校には実は隠された秘密があった。

学費が一切無料なのは、実は毎年学校内での各学年成績最優秀者の6名のみが参加できる
投資部という部活動が、秘密裏に存在しており
学園の現保有資産3000億を年利8%で動かしながら、学校の運営費を稼ぎだすため
学費が全額無料という、とんでもない学校なのです。
更には、投資部にはこの財産を更に増やす命題も課せられるとのこと。

主人公は、今回主席で合格した中学1年生・財前孝史
投資部の先輩から、その秘密の部室に連れて行かれるところから物語はスタートします。
投資のイロハなんて当然全く知らない財前ですが、5人の先輩から投資の面白さ・怖さなどを教えられながら徐々に投資をマスターし始めていきます。

過去、FXに手を出して自分の資金を溶かしまくった経験のあるワタクシから言わせてもらうと←
まぁ、あくまで投資の入門書としては漫画形式で分かりやすいけれども
この漫画の通り上手く行くかといえば、そうではないことを改めて言っておきたいと(ぁ 
当たり前の話なんですけどね。
投資で最も必要なのは何かと言われれば、恐らく全ての熟練投資家は
資金管理という話になってくるのかと思うのですが
財前は、いきなり自分のお金でもない100億を投資部からポンっと与えられて
いきなり、30億を一つの銘柄につぎ込むというとんでもないことをやらかしますから。
投資の初心者とか言うレベルではなく、まずこの額が最初からあって投資するという前提がおかしいですから!(汗
漫画だからと言えばそれまでなのですが、逆に投資を軽く考えすぎる人が出てこないか心配になります。

その代わり、お金に関する考え方やそもそもお金とはなんだろうと言った根本的な疑問から始まるところは投資に馴染みが無い人でもわかりやすく、結構ためになる内容ではないでしょうか。
あくまで投資の入り口の知識やとっつきやすさを考えると、この作品の意義はそれなりにあるように思います。
ただ、自分でやる時はあくまでも自己責任な!これ大事←

巻末には、投資入門ということで簡単な投資についてのQ&A方式のオマケページ(文字のみ)がありますが
本当にオマケ程度のもので、むしろここに出ている某証券会社のステマ(小声)なんじゃねぇの?とか思ってみてしまうワタクシは捻くれているのでしょう←

ちなみに、現在の投資情勢はアメリカの経済危機問題が如実に騒がれているので
資金がある方でも、絶対に初心者は投資に手を出さないほうが無難というのが個人的見解です。
今の相場に手を出していいのは株の玄人か、それを操る側の人間だけですのでご注意を。

個人的評価(5段階) ★3


インベスターZ(1) (モーニングKC)

インベスターZ(1) (モーニングKC)

  • 作者: 三田 紀房
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/09/20
  • メディア: コミック




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