2013/08/28 なにかもちがってますか 2巻 [アフタヌーンKC]
漫画 鬼頭莫宏
一社高蔵はアホの子です。
と、姉が申しております。
前巻の終わりで、クラスメイトと好きな人の父親を殺してしまった(後に誤解と判明するけど)
光は、一社を殺すことを決意します。
冒頭から緊迫感あふれる展開…という感じがしないのが、光というキャラの限界なのでしょうか。
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結局、一社を殺すため二人きりになるも、一社の挑発の前に悉く入れ替え能力は不発に。
なんとなく、一社はこうなることがわかっていたかのような節もありますな。
中盤からは一社の弁舌が冴え渡る。
要は、この世に存在するバカやバカを助長するような人間…すなわち、バカっぽいフリをしている芸能人だとか
そんな奴らを殺すべきだと、持論を展開する一社。
まぁ、正直そりゃ無茶があるって理論なんだけど、一社が言うと何となく正論っぽく聞こえるという。
おそらく本人は、それが正しいと信じて毛頭疑わないのでしょう。
典型的な詐欺師によく見られる口の巧さに、光も思わず惹かれていくと。
そして、最終的には自分の父を殺した携帯電話使用の車の運転手を見て
死んじゃえとつぶやく鶴里さん。好きな子に同調する光。
この辺りは中学生相当な感じですね。
入れ替え能力の精度の特訓も開始。どうやら、バトミントンのシャトルを打つイメージをすると
精度がある程度上がる模様。そんな実験を続ける二人。
しかし、これは結構恐ろしい実験ですね。暴発したら一社ヘタすると死にますわw
後半からは、新キャラの一社春(一社の姉。見た目、一社の女装姿と思われてもしょうがないほど顔立ちは瓜二つ)が登場。
当初一社と光との待ち合わせに、一社の代わりにこっそり登場。
声を出すとバレるので、光とはスマホのメモ帳機能で会話するという念の入れよう。
こいつも明らかに変人なのは間違いない←
そして、しゃべると語尾がナリ。お前はコロ助か!!?
最後は、人を殺すにもお金が必要だということを改めて話し合う二人。
なんか妙にシュールですが、ここでは一社と光の立場がいつもと逆に。
一社家から帰るときに、なにか尾行されていることに気づく光。
知ってるよとだけ書かれた手紙を貰って
いよいよ、ストーリーが徐々に展開し始めたところで次巻へ。
ちょっとづつ先が気になってくるようになってきたかな。
ただ、同時期ののりりんと比べて、掲載誌の違いもあるのか進展が遅いのが気になりますが…。
あと、何気に各話のタイトルも微妙にもちがってるんですねw
タイトルも注目すると面白いかも。
個人的評価(5段階) ★3
1巻の感想はこちらから。
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