SSブログ

2017/01/19  ナナマルサンバツ 9巻 [角川コミックス・エース]




漫画 杉基イクラ


夏合宿終了!他校の動きは?


前巻から引き続き、京都合宿編です。


スポンサードリンク






京都での合宿はまだまだ続きます。


前巻の終わりに登場した、謎の男二人組。
彼らは、笹島兄妹との京都での幼馴染。しかし、今現在は大阪に住んでいるという
天満竜壱・虎壱兄弟。良く喋る兄の竜壱と無口・無表情な虎壱という対象的な兄弟ですね。


神出鬼没な気まぐれタイプの兄弟ですが、クイズの知識は学人にも劣らないようで
昔、京都に一緒に居たときは、クイズでよく競い合っていたようです。


学人が持つ、クイズボタンにこだわりがあるようで、執拗にボタンを
小学5年の頃に、クイズ大会で優勝した竜壱が貰ったボタンとは別に
学人は、師匠(と呼ぶ人)から、お古のボタンを貰ったということのようです。
その師匠のボタンに、並々ならぬ執着を抱いているのが竜壱と…そんな構図です。


学人が持っているボタンは、京都に来る前の車中で、識に託されていましたが
竜壱はそこが気に食わない。そこで、学人が持つボタンをかけて、竜壱・虎壱ペアと
識・学人ペアでクイズ勝負をしようと持ちかけられます。


ルールは二人羽織というルール。ボタンを押す人間と解答者が分かれて
ボタンを押す人間は、解答者がわかると思ったところでボタンを押し、解答者が答えるというルール。
早押しボタンを押せる解答確定ポイントで正確に押せる技術が、ボタンを押す側には求められ
パートナーとなる人間の知識がどれだけあるのかを、ボタンを押す側にはあるという
なかなか、高度な戦略とパートナー理解度が試されるクイズです。


竜壱・虎壱ペアは兄弟であることと同時に、かつての学人も敗れたほどの
知識を持っており、識を苦しませます。学人の大事なボタンがかかっていることもあり
気負う識。最初こそ、何問か連続正解したものの、その後は本領を発揮した竜壱・虎壱ペアに
立て続けにポイントをとられてしまいます。


二人の兄弟という間柄の、息があったプレイに識は追い込まれますが…
そこで、学人は焦る識にアドバイスを送るのでした。


そこから立て直した識は、竜壱も目を見張るような、見事なコンビネーションをみせます。
果たして竜壱・虎壱ペアに勝てるのか?この勝負の行方は単行本をどうぞ。


スクエアに向けて、文蔵だけではなく他校・赤河田や宮浦などのメンバー選び状況も
同時並行で描かれていきます。勝つための人選で、それぞれの学校が誰を解答者に持ってくるのか?
メンバー選びも注目です。文蔵は4人1組の大会のため、部員全員が参加決定ですがねw


京都合宿もつつがなく終わり、埼玉への帰路につこうとする文蔵クイ研一行。
その駅のホームで、笹島兄妹を見送りに来た、笹島家のじいさんが何やら
学人と迅子に、色々と告げています。どうやら、戻ってこいと言っているようです。


その様子をたまたま目撃してしまう、井上。
果たして、二人の今後は?今後の展開へのフラグ立てというところでしょうね。


合宿での定番的なイベントも見られた今巻。
少しだけラブコメ要素も出てきましたが、真理はクイズバカですし
識もそこまで意識しているところは、今の時点ではなさそうですので
暫くは、クイズの話主体で今後も進んでいくことでしょう。


9巻まで来れば、クイズを知らない人が驚くような豆知識的なものは
殆どありませんが、問題を読み上げるのも難しいという話も出ています。
出題に関して、解答者も読み手の読み方に、ヒントを得ていることがあると。


こういったクイズの文法を知っている人からすれば、読むこと自体にも
ある意味プレッシャーがかかるという話になるのでしょう。
うーん。やっぱり、奥が深いですねぇ。


恒例の巻末クイズは、深見真理セレクトの女子力アップクイズ。
ファッションやオシャレなどについての、問題が50問収録。
女性なら簡単なのでしょうかね?私はさっぱりですw


個人的評価(5段階) ★5

1巻の感想はこちらから
2巻の感想はこちらから
3巻の感想はこちらから
4巻の感想はこちらから
5巻の感想はこちらから
6巻の感想はこちらから
7巻の感想はこちらから
8巻の感想はこちらから





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。