2013/10/29 王様ゲーム 5巻 [アクションコミックス]
- ショップ: 柳正堂楽天市場店
- 価格: 3,150 円
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 630 円
表紙が怖い最終巻←
表紙がかなりホラーな最終巻です。
伸明の死をメールで受け取る直也。
今まで信頼してきた友の死に、本当のことであると信じられない直也。
取り乱している間にも、王様ゲームの次の命令が来ます。
今回の命令は、サイコロを振り、その出た目の数だけのクラスメイトと
そのサイコロを振った人間に罰が当たるというもの。
現在、生き残っている人間はたったの9人。
つまり、サイコロを振って6が出ると2人しか生き残れないという状況。
しかし、このサイコロを振らなければ全員が問答無用で死んでしまうという極限の内容。
その指令が下された日、生き残ったクラスメイトが全員集まり
誰がサイコロを振り、誰を指名するかで再び諍いが起こります。
そりゃそうだわなぁ←
この中で、阿部利幸という男子が、自分だけは生き残ると醜態をさらします。
さすがに生き残りがかかってくると、人間の本性が出てくるわけですね。いい感じでゲスいやつですw
結局、誰がサイコロを振り、誰が指名されるかもわからない状況で
夜鳴村から帰ってきた岩村と、そこに伸明も一緒に現れます。
どうやら、伸明には罰が下らず、また送られたメールも岩村が巧妙に偽装したものだということ。
伸明は、0時を超えて泣いたため、なんとか罰を受けるのを逃れられたということ。
これまたお約束なので、あまり意外と言う感じはなかったですね。
さらっと感想かいてますが、おそらく致命的な話ではあるw
しかし、二人が現れたところでサイコロを誰が振るかという問題は解決していません。
誰が振るかでモメる中、俺だけは絶対に振らないし指名もされないと
利幸が、智恵美を人質に取り、自分だけは助かろうとします。
ここまでゲスいと却って清清しいですね。こういう作品はこれぐらいはっちゃけたキャラがいないとだめです。
そこで、サイコロは自分が振ると名乗り出たのは直也。
智恵美を利幸の好きにさせるわけには行かないと、自己犠牲の精神を発揮してくれやがりました。すばらしい。
覚悟を決めてサイコロを振ると、あろうことか出た目はなんと6。
王様が仕組んだのか、直也の運の悪さなのかはわかりませんが、この局面でこの引きは惚れ惚れします。
利幸も含め、結局6人の指名されたクラスメイトが伸明たちの前でなす術もなく死んでいきます。
そして、最後は直也自身も・・・。泣きながら死んでいく友の最期を伸明も泣きながら看取るのでした。
最後に残ったのは、伸明と岩村と智恵美。
次の命令が来るまで、まだ少し時間がある。
ここで、岩村はその命令が来るまでの間に王様を倒すことを決意します。
今まで手に入れてきた情報と、自身のゲーム能力を使って王様を倒すことにします。
さて、ここで岩村の口から語られるこの王様のゲームの真相は・・・
(;゚д゚)ポカーン・・・
となったことだけお伝えしましょう←
フィクションの世界とはいえ、強引さが酷いwwwうはwwwさすがケータイ小説www
岩村も結局は、王様ゲームの犠牲となり
生き残った伸明と智恵美は、王様から最後に愛する人を殺せという命令を受けます。
それが出来なければ、首を切られて死ぬと。
しかし、お互い大切な最愛の人であり殺せるわけがない。
結局二人は、命令に背き一緒に死ぬことを覚悟します。
しかし日付が変わっても、二人は死にませんでした。
岩村が最後に倒した王様からの命令は実行されません。
生き残ったことを喜ぶ二人・・・と思いきや、利幸に人質にされたときにナイフで太ももを刺された智恵美は
その出血が致命傷となり、そのまま息を引き取るのでした。
結局、王様の命令どおりに愛する人を失った伸明は一人、この悪魔のゲームから生き残るのでした。
物語はここで終了。
なんという、不完全燃焼感。
これは物好きにしかお勧めできない作品ですな。
やはり、基本的にケータイ小説は地雷のようです。
個人的評価(5段階) ★2
1巻の感想はこちらから。
2巻の感想はこちらから。
3巻の感想はこちらから。
4巻の感想はこちらから。
漫画・コミック ブログランキングへ
2013-10-29 17:12
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0