2013/10/16 へうげもの 5巻 [モーニングKC]
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 550 円
漫画 山田芳裕
天下のひょうげもの、古田織部ますます好調!
数寄の世界にて、一番を目指すことを公言した古田織部。
その織部の元に、天下の数寄人が集まってくるようになります。
まずは、利休も一目置く丿貫(へちかん)が登場。
丿貫の庵に来訪する織部。その織部を試すかのような丿貫の数々の饗し(?)
最初は、丿貫のことを心よく思わなかった織部も、茶をもてなされることによって
丿貫の凄さを、思い知らされるのでした。
そして、自分が天下の数寄人になるためには丿貫や利休を超えなければならないということも。
もちろん、歴史の本筋である天下取りについては、秀吉が相変わらずの好調。
織部も、武将としてその動きに帯同するも、以前より地位を得たことによって
数寄に興じることが出来るようになっています。
まさに、戦乱の世に於いてのひょうげもの。
この辺りの描写は、実に面白いです。
バテレンの宣教師の来日などの史実をもとに
南蛮趣味に魅せられた、義理の弟の高山南坊や
織部より先に、茶の湯で出世した織田長益など
数寄の世界の天下取りも、水面下で激しくなってきました。
天下分け目の大茶湯があるとのことで、茶の世界の天下取りの行方も気になりますね。
個人的評価(5段階) ★5
1巻の感想はこちらから。
2巻の感想はこちらから。
3巻の感想はこちらから。
4巻の感想はこちらから。
漫画・コミック ブログランキングへ
コメント 0