2016/11/20 灰と幻想のグリムガル 3巻

原作　十文字青
作画　奥橋睦


デッドスポット【死の斑】との死闘！ハルヒロ達の運命は…？


前巻の終わりで、メリイの提案によりサイリン鉱山という場所に来た一行ですが…


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マナトを失ってから、ゴブリン達を倒し徐々に力を付けてきたハルヒロ一行。
ハルヒロもまだ少し頼りないところがありながらも、マナトの後の
リーダーとして、一癖あるパーティをまとめられるようになってきました。


しかし、いつまでもゴブリンばかりを退治してはいられない。
自分たちの殻を破るためにも、新たな場所・サイリン鉱山を目指しました。


そして、メリイにとっては、ここは忘れることが出来ない嫌な体験をした地でもあります。
ハルヒロ達のレベルアップと、メリイの因縁にケリをつけるために、一行は
いよいよサイリン鉱山に潜入するのでした…。


この後は、新たなモンスターであるコボルトとの闘いでも
退治できるようになった一行の強さを暫く見ることが出来ますが…。


そこにあの、デッドスポットが現れ…。


それぞれの因縁の相手であるデッドスポット。一行が行った選択とは…。


さて、ここからは、漫画のほうで確認していただきたいと思いますが。


なんとこの巻が最終巻。


小説的にはおそらく序盤も序盤のはずですが、漫画版はここで終わってしまいました。
原作が完結していないラノベコミカライズは、得てしてある程度キリのいいところで終わるものですが…。
それにしても、これからいよいよ物語が面白くなってくる！と思われるところでの
完結については、正直モヤモヤ感だけが残りますね。
連載誌でも、あまり好評がとれなかったのでしょうか？


Wikiで、原作小説の項目を見ますと、まだまだ癖のあるキャラがこの後も
多数出てくるようですし、とある仲間が大変なことになるようですが…。
うーむ。この終わらせ方なら、結果的にコミカライズしなければよかったのではないか？
と思ってしまうぐらいですね。正直、不完全燃焼ですよ。


素材はいいだけに、この終わらせ方には色々と勿体無いなと思ってしまいます。
原作が完結したころに、もう一度コミカライズがあってもいいのではないかなと個人的には思います。


個人的評価（5段階）　★2

1巻の感想はこちらから
2巻の感想はこちらから

タグ：アニメ化作品 ラノベコミカライズ 完結巻 スクウェア・エニックス 奥橋睦 十文字青