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2016/11/25  re:teen 繭の中でもう一度10代のキミと会う 2巻 [電撃コミックNEXT]




原作 伊達将範
作画 大堀ユタカ


13年ぶりのQとの再会へ!Qの死を防げ!


前巻で、キーパーソン「Q」が死ぬ前日にタイムリープした往路。
歴史通りなら、Qは明日には死んでしまう状況ですが果たして。

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1巻では、Qというよりは、ヒメ姉との一定のケジメをつけた往路。
2巻ではいよいよ、物語の全ての鍵を握ると思われるQの死を防ぐために
往路は奔走することになります。


前の時は、約束をすっぽかしてしまいQを死なせてしまった訳ですが
今回は、前回とは同じ轍は踏まないと固く決心した往路は
小さい身体で、2Xを駆ってQとの約束場所であった工場跡に向かいます。


Qが死んだのは、2024年3月21日の17時5分43秒。
往路は、Qが遺したメダリオンにその日を刻み込み、忘れないようにしていたのでした。


その時間前に、工場跡に到着し、前回の人生とは違う状況にこぎつけた往路。
しかし、どうにもQの様子がおかしい。Qに何があったかと問い詰めてみると
昨日の約束の後に、往路は消えるように姿を消したとQは告げるのでした。


どうやら、往路がこの世界にタイムリープしてきた時点で、もともとの往路と
融合状態になってしまったようです。昨日の捜索願は、やはり現実だったわけです。
となると、元の世界の往路は果たしてどうなっているのかは謎ですが…。


Qの前に現れた往路。Qを救うべく自分が知る事実をQに告げますが
突如、昨日とは全く様子が違う往路を見て、Qがそれをすぐに信じられるわけもなく…。
混乱するQを前に、言葉で伝わらないなら行動でとばかりに、まずはQを廃工場から
引き離すことにする往路でしたが…。


しかし、Qの口からは意外な事実が語られます。
どうやら、Qは何者かに命を狙われているらしい。
そして、親友の往路まで変なことを言う。


Qは往路から逃げ出しますが、なんとか説得するために往路も追いかけます。
そして、訝しがるQを前に、全ての自分が知る事実を告げるのでした。
Qは、やはり信じられないと言った様子でしたが、雷が落ちる時間を見越した往路はQを連れて、廃工場から脱出。
間一髪、二人は廃工場から離れ生還することに成功するのでした。


ただ、Qはやはり混乱しています。往路が言った言葉が全て真実であったことに驚きを隠せません。


ひとまず、Qを救うことに成功した往路。これで、未来が変わっていると思い
2Xを使って、一旦自分が元いた場所に戻ろうとしますが、コクーンから侵入してきた
入り口がどこにも見当たらない状況に陥ります。コクーンはどうやら一方通行だったようです。


元の世界に帰るための手段を完全に失った往路。
もしかすると、この世界の往路が突入した往路によって切り替わった今
もはや、帰ること自体が出来ないのだろうという結論に至ります。
また、半年後に起こるコクーン発生の歴史が改変されたかもまだわかりません。


往路としては、いずれ時が過ぎれば自分がいた2037年に
なるわけで、それまでの長い休暇と考えようとポジティブに考えを切り替えるのでした。
ただし、そうなるともう一度小学生をやり直すことになりますが…。


この後は、暫く小学生パート。
元の世界に戻れなくなった今、過去の改変について往路は気にするようになり
傍から見れば、奇行を取ってしまうようになるのでした。
もうヒメ姉との関係は、過去と大きく変わっているので今更という気もしますが…。


途中で、将来的に同じ軍で働くことになる女の子が転入してきたり
小学生の往路も、なかなか気の休まる暇はないようです。


終わりの方では、再度あの時にQが何を伝えようとしていたのか
Qの真意を探るべく、往路は再びQを探しますが…。
実は、Qは女の子だったという事実が明かされます。
確かにQは中性的な顔立ちだとは思いましたが…まぁお約束ですね。


Qとの再びの再会で、物語はさらなる進展を見せます。
以前も言っていましたが、どうやらQは誰かに命を狙われている模様。
その事実が、遂に明確な殺意となって二人の前に立ちふさがります。


まだまだ謎を残しつつ、物語は次の巻へ。
気になる引きで、3巻が楽しみです。

個人的評価(5段階) ★4

1巻の感想はこちらから


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