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2016/08/01 AKIBA'S TRIP2 アキバズトリップ 2巻 [バンブーコミックス]




原作 アクワイア
漫画 草壁レイ

昨日に引き続き、ゲーム原作のコミカライズである
AKIBA'S TRIPの2巻の感想となります。
なお、この巻が最終巻です。




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前巻で、人外の存在である夜咬(やがみ)一族の少女・刻風雫の眷属となり
同じく人外の存在である魔骸者(まがいもの)との戦いを余儀なくされることとなった晴真。


元々は、一介のオタクであった晴真も、その強い正義感と
秋葉原を愛する心から、秋葉原に突如として現れるようになった
魔骸者を次々と倒していくようになります。


最初は、晴真を自分の眷属としてしまい人外の者にしてしまった事に
負い目を感じていた雫も、彼の前向きな姿勢に救いを感じるようになり
一人の男として、徐々に彼に惹かれていくようにもなります。


しかし、この魔骸者を影で発生させているのは一体誰なのか?
その黒幕の正体は、輝月宗牙(かぐつきそうが)という男であることが判明します。


輝月は、雫と同じ、夜咬一族の者。
夜咬一族は、人間とは比べ物にならないほど長生きできるものの
繁殖能力が低く、子孫が殆ど居ない状況。


一族は、徐々に数が減っていき、今では一族全体の総意として
子孫が居ないために滅びるのであれば、それは仕方ないという考え方があるとのこと。


しかし、その一族の危機に立ち上がったのが輝月であるとのこと。
彼は、夜咬の一族が滅びることを阻止するために、物欲というある種敬虔な
力を多量に持つ、秋葉原の人間に狙いを定め、魔骸者を使ってエネルギーを蓄えていたとのこと。


そして、最終的に秋葉原から無限のエネルギーを得て、再び
夜咬一族の繁栄を目指す、魔街計画(まがいけいかく)
彼は実行していたのでした。


同じ一族でも、滅びの道を受け入れている雫と、一族の繁栄を願う宗牙。
その一族の対立問題に、秋葉原と雫の想いを乗せた晴真がイレギュラー的存在として
人外種族間の抗争に、割って入るという図式ですね。


なかなかの中2ストーリーですが、テレビのヒーロー物の主人公のように
晴真が八面六臂の大活躍。そして、最後は宗牙を倒し、雫とのハッピーエンド(?)となりました。


というわけで、前巻から引き続いて非常に駆け足で終わった印象。
それは、作画の草壁レイもあとがきで自分自身で書いていますね。
詳細はゲームやってね!という話であるようです。


ゲームのコミカライズというのも、今では当たり前に行われていることですが
このAKIBA'S TRIP2は、ちょっと話を圧縮しすぎであるので、残念ながら
コミカライズとしては、作品の質は低いように感じます。


草壁レイが描く、雫はなかなかに可愛かったですが
やはり、ゲームをプレイしていないと面白さは伝わりにくいのだとは思いました。
ゲームをプレイしていない(する予定もない)人には、オススメ出来ないコミカライズですね。


個人的評価(5段階) ★1

1巻の感想はこちらから。

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